沐浴(総論)

Summary

簡単なので覚えましょう。親の体は色々とダメージを受けます

Discussion

沐浴というのは子どもをお風呂に入れる行為、特にベビーバスなど、一般的に大人が入る湯舟とは異なる入れ物で子どもを洗う行為を指します。

沐浴の意味

赤ちゃんは新陳代謝が激しく、汗や皮脂などを流してあげるために体を洗ってあげます。それだけではなく、赤ちゃんは吐き戻しやおしっこ、うんこなどで結構汚いです。自力では当然お風呂に入れませんしシャワーも浴びることが出来ないので、親がお風呂に入れてやる必要があります。

特に新生児の頃は体が弱いため、大人用のお風呂を避けて、ベビーバスのようなもので湯浴みさせてあげるというのがセオリーになります。

赤ちゃんをお風呂に入れるのは結構力が要ります。ベビーバスへ入れたり出したりするのも力が要りますし、首が座っていない子どもを手で支えてやる必要もあります。手、腕、肩、腰になかなかの負担がかかります。そのため、沐浴は男親の作業と分類されることが多いです。

沐浴の回数・期間

沐浴は日に一度で問題ないでしょう。タイミングは好きな時で良いです。ただし、沐浴と睡眠を関連付けるというような寝かしつけテクニックを使う場合は、沐浴は夜の睡眠の前に実施します。

期間に関してですが、1か月くらいまではやった方が良いとされています。そのころになると、赤ちゃんも少し免疫などがついてきて、親と同じお風呂に入れても問題なくなります。

ただし、これは最短の期間なので、別に半年であろうが1年であろうが沐浴を続けても問題にはなりません。大人側が楽に出来るやり方を見つけましょう。大人用の風呂に入れなければならないと思い込み、浮き輪などを使うなど、NGな入浴方法を実施するよりは沐浴を続けた方が良いでしょう。

沐浴のやり方

沐浴ですが、沐浴用のベビーバスに浸けて体を洗うだけが仕事というわけではありません。当然今着てる服やおむつを脱がせて、同じタイミングでベビーバスにお湯をためて、上がった後の服を準備し、子どもを入れて、体や髪を洗い、ベビーバスから引き上げて、体を拭いて、保湿剤を塗り、おむつを履かせ服を着せて、ベビーバスを片付け、服を洗濯籠に入れるところまでが沐浴の一連の作業になります。

沐浴それ自体のやり方については色々と動画も出ているので、YouTubeで適当に検索いただいて確認してください。自治体によっては沐浴講習会のようなものもありますが、人形でやるのと赤ちゃんでやるのとは全く違いますので、無理に参加する必要はないでしょう。否が応でも子どもが出来たらやらざるを得ないので。

沐浴の場所

大きく分けると二か所、台所と浴室です。

台所(シンク)

お風呂は当然お風呂場だとイメージしがちですが、意外と多くの方が台所で沐浴しています。一番大きな理由は腰の負担を減らすためですが、沐浴の導線(拭く場所、着替えさせる場所、など)が整いやすく、リビングの近くだと移動距離も短くて済みます。台所はリビングと空間がつながっていれば、室温の事を気にする必要もなくなります。

浴室

浴室は大人がお風呂に入るところなので、当然赤ちゃんが使っても良いという事になります。浴槽は使えないので、ベビーバスを風呂の床などに置いて使う事になります。大人と子どもが一緒に風呂に入る場合はそれでも良いのですが、沐浴だと別々に入浴することが多いので、浴室で服を着て沐浴させると親が濡れてしまう場合が出てきます。

沐浴の道具

沐浴の道具は結構あるのですが、最低限必要と思われるのは下記になります。詳しくは道具編でお伝えできればと思います。

  • ベビーバス
  • ガーゼハンカチ
  • ベビーソープ
  • ベビーローション
  • 綿棒
  • 消毒液

下記は良くリストに入っていますが、不要もしくは後でよいと思われるものです

  • 湯温計
  • 沐浴布

My Case

沐浴に関しては下の子どもが病院から帰ってきた次の日から嫁と交代で、上の子どもが帰ってきてからはほぼ毎日、双子のどちらかを入れています。初めは首が座っていないのでかなりビビりながら沐浴ささせていました。特に背中を洗う際に片手で体と頭を支える体勢を取ってもらうのには、数日は慣れませんでした。ところが、数は力でして、すぐに慣れてきます。慣れてくると全く問題なくこなせるようになりました。

我が家は台所で沐浴しています。家がボロく浴室に暖房が無いため、冬に浴室で沐浴するという選択肢がそもそも無かったわけなのですが、腰の事を考えても良い選択だったと思います。一度水切り棚(ラック)にかけてあるオタマを掴まれてパニックになったことがありますが、それ以外は特段大きなトラブルもありません。また、双子という事もあり、導線上も台所の方がやりやすかったです。(浴室だと一人を脱衣所で待たせておいて、その横でもう一人を拭くというスペースが確保しにくいため)

また、親側が風呂に入るのと、子どもを風呂に入れるというのを完全に分けることが出来るのも台所沐浴の良いところだと思います。特に双子だと、二人同時に入れることは出来ないので、親側が浴室と脱衣所を何度も行ったり来たりする事により、よく風邪をひくと言われています。

今時点で四カ月くらいにはなるのですが、まだ浴室で入浴させていません。そろそろ大きさ的にも台所での沐浴は卒業しなければならないのですが、便利過ぎて止められないというのが正直なところです。親の服は濡れませんし、双子をスイッチする導線もスムーズですし。

Lessons Learn

沐浴はそんなに難しい作業ではないので、とっとと覚えて戦力になりましょう

Next Action

沐浴(道具)に進む

コメント

タイトルとURLをコピーしました