工程編(総論)

Summary

意外と多いミルク作りの工程。それぞれの工程で最適化を目指しましょう

Discussion

ミルク作りと一口に言っても、実はいろいろな工程があり、ミルクを赤ちゃんに飲ませることだけが授乳というわけではありません。

授乳工程の考え方

それぞれの工程に難しさはあまりなく、どちらかというと単純作業ではありますが、いかんせん実施する回数がものすごく多いです。乳幼児の場合は日に8回、だんだん減っていくものの、日に5回程度は授乳する必要があります。これを毎日繰り返すわけですので、一秒でも作業を短くできないかと思うわけです。一方で新生児に飲ませるので、推奨された手順があります。その手順をあまりに逸脱したことをすると、健康被害が出てしまう恐れがあります。そのあたりの塩梅を考えながら、どのタスクをどれだけ効率化出来るのか、必要とされている道具を少なく済ませるのか、安く手に入れるのか、といったことを考えていくことになります。

粉ミルクのメーカーや哺乳瓶のメーカーがパッケージやHPで記載している手順がありますが、その手順はあくまで理想像で、現実的には従うのに無理が出てきます。その理想的な手順の中から、この工程を無くせる、この工程が簡略化出来る、という事を、何故この手順が必要なのかという事を調べながら考えていくわけです。教科書から外れてしまうと、どうしても何かトラブルが起きたときは自己責任となってしまうので、そのあたりも注意が必要です。一方で教科書に厳格に従って育児をすると、親に負担がかかりすぎるので、そのあたりの判断は非常に難しいところです。

このブログでは、我が家が下した判断について理由付きでシェアしていきたいと考えています。その判断が正しかったのか、間違っているのか、についても結果をお伝えしていきます。ただし、短期的な結果ですので、中長期、例えば5年後や10年後に「あの時の行動がまずかった」というような長期の結果については現段階ではシェア出来ませんので、ご理解いただければと思います。また、教科書に沿ってタスクを実施出来なかったのは、我々が生きていく上で妥協をした部分でもあるので、子どもが可哀そうだ、という批判はご遠慮ください。

調乳の方法としてはWHOが作成し、厚生労働省が翻訳した以下のガイドラインをベースとしていきます。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf

My Case

退院前はあまり深刻に考えていなかった授乳ですが、開始数日で「これは色々考えないと」と思いました。回数が多いのと、夜のミルク作りが特に辛かったためです。代替策が何か取れないか、かなりいろいろ試しました。その過程で色々と道具も買いましたし、買ったもののあまり有効に活用できなかったもの、初めから準備しておいた方が良いものなど、色々と発見がありました。その発見や試行の変遷についてシェア出来ればと思います。これを読まれている方は、あらかじめ準備しておくことで、特にしんどい生後1-2か月の育児中に色々と検索をしたり、衝動買いをしたりという事が無くなれば大変嬉しいです。

Lessons Learn

正しいやり方を理解しましょう。そのうえで、工程をアレンジしていきましょう

Next Action

調乳編で調乳工程を確認しましょう

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