Summary
授乳は時間がかかる。赤ちゃんの気分次第なので、気長に付き合う他ない
Discussion
授乳(赤ちゃんにミルクを飲ませる行為)は大人の作業だけで完結するわけではなく、赤ちゃんにミルクを飲んでもらわないといけないという性質上、完了までの時間が読めません。そのため、5分くらいで終わる場合もあれば、30分以上経っても規定量(希望する量)を飲まないこともあります。まず初めに、時間がかかることを前提にしておく必要があります。
授乳時の心構え
2オペなら問題ないですが、ワンオペなら色々考えなければいけません。料理の合間に授乳をせざるを得ない時もありますが、その時は鍋の火を消しておかなければなりません。宅配の時間指定も、授乳とかぶらないように指定しないといけません。来客中の授乳もせざるを得ませんが、お客さんにじっと待ってもらわないといけません。
おそらく仕事をされている方は皆、タスクについて大体の作業時間の目安があり、開始前におおよその時間を見積もると思います。ですが、授乳時間については、特に新生児のころは見積もるのがとても難しいです。ここがまずストレスの元になります。夫婦二人とも育休を取っていればまだ良いのですが、どちらかが仕事だったりすると、親側の都合で、どの時間に何をやって、というスケジュールが大体決まってくるわけです。そのスケジュールに間に合わせるために授乳は15分以内に終わらせる必要がある、というような場合が容易に想像できますが、これは危ないです。たいていの場合、赤ちゃんは予想通りには動いてくれないので、急いでいるときに限って15分以内で授乳が終わらないです。多めのマージンを取った状態で授乳に入る方が良いというわけです。
このマージンを前提として、次の話題である授乳スケジュールについて、次の記事で議論を進めたいと思います。
My Experience
初めの数か月は特に苦労しました。飲まない赤ちゃんV.S.飲まそうとする親、という感じで、1時間くらい抱っこしながら口を開けたら乳首を突っ込む、というようなことをしていました。結局口を開けても舌で拒否されて飲まなかったりするのですが、こちらとしても規定量を飲んでもらわないと命の危険があるため必死でした。また、授乳に時間がかかればかかるほど、授乳間隔があけられない、という事も悩みの一つでした。
夜は3時間の授乳間隔をあけて、親側が1時間30分の睡眠時間を確保するという事が肉体と精神を正常に保つために必要だと感じていました。そのため、規定量を短い授乳時間で飲んでもらおうと、四苦八苦していました。親側が睡眠不足になって、赤ちゃんが泣いていても起きられなかったりすると、それが致命傷になったりする事も怖かったです。特に初めのころは乳幼児突然死症候群(SIDS)を警戒して、赤ちゃんが静かに寝ているとそれはそれで怖くなり、呼吸音を聞きに行ったりしていました。
しかも二人いるので、どちらかが泣くとそのタイミングで両方にミルクを与えていました。そのため授乳間隔も量もその都度調整をして、という感じで、夜に3時間以上寝てくれるようになるまでは、かなりきつかったです。
現時点(生後3か月)では99%以上、15分以内に授乳は終了します。おむつ替えとタミーをセットで行っているのですが、調乳を含めても30分以内には終わります。これは、一度に160-200mlと量を飲むようになってきたので、少し残すくらいは問題ないと捉えているというところが大きいです。後は授乳の間隔を3時間以上必ずあけるようにしており、1日での授乳タイミングもほとんど同じにしているため、赤ちゃんもなんとなくその癖が付いてきたのではないかと考えています。どちらにせよ、初めの一か月みたいな苦労はしていません(今のあの状態が続いていたとすると、夫婦のどちらかが倒れていたのではないかと思います)。
Lessons Learn
授乳時間は規定量飲まない場合に伸びていき、授乳の間隔は短くなる。一度の授乳量が多くなれば規定量を気にする必要がなくなるので、授乳時間の問題は自然と解決する。
Next Action
授乳(スケジュール編)で全体的なスケジュールについての考え方をインプットしましょう
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