Summary
親が楽になる道具はお金が許す限り、全て買いましょう
Target
混合及び完ミを選択した家庭
Discussion
授乳の何が大変かというと、親側の体です。大きな荷物(しかも動く)を抱えたまま数十分同じような体勢を強要されるわけなので、すぐに筋肉痛になります。私が年なだけかもしれませんが、肩や腰を念入りにストレッチしないと、生活に支障をきたすレベルで痛いです。ストレッチも有効ですが、そもそもの体勢や、それをサポートしてくれる道具についてしっかりと考察をして改善していかなければ、日々状況は悪化します。
授乳の時の道具を真剣に考える
授乳体勢については、YouTubeなどで確認いただきたいのですが(例1)(例2)、人により説明にばらつきがあるので、イコールどのような体勢でも飲めばOKです。赤ちゃん側の体勢も配慮が必要ですが、まずは授乳する親側の体勢を重点的に考えましょう。親側の体勢を語るには、授乳場所をまずは議論した方が良いでしょう。授乳場所ですが、地面に座って授乳するのか、椅子なのか、ソファなのか、まずは何に座って授乳するかで変わってきます。
ソファが家にある場合
ソファで授乳するのが一番楽だと思います。特にひじ掛けのあるソファは、ひじ掛けを利用して赤ちゃんの頭を支えることが出来るため、授乳には最適です。親が長時間座っていても腰などの負担も少ないため、授乳のために購入してもいいと言えるくらいです。
ただし、赤ちゃんは常時吐き戻しや唾が出ますので、高級なソファを使う際には注意が必要です。カバーをかける、ソファと赤ちゃんの間にバスタオルを挟む、など、汚れないケアをしてやる必要があります。もしくは、汚れても良い安価なソファを新たに購入すると良いでしょう。
哺乳瓶を置く机やスタンドを近くに置いた方が良いでしょう。授乳を中断せざるを得ない事や、あげようとしていた分を飲んでくれない時に、哺乳瓶を置けないと困ります。特にスリムタイプの哺乳瓶は安定性が良くないので、水平の取れた場所に置く必要があります。
授乳後は吐き戻しをよくしますので、ガーゼハンカチは手元に置いておく必要があります。数枚机の上に置いておくと便利でしょう。
必要な道具:ひじ掛けのあるソファ・バスタオル・机(スタンド)・ガーゼハンカチ
ひじ掛け椅子の場合
ひじ掛け椅子はソファの次に良い選択だと思います。ひじ掛けの部分が赤ちゃんの頭を支えることが出来るため、頭を支える腕が疲れにくいです。長時間座って大丈夫な椅子であればそのまま使えるのですが、数キロの重りを持つことになるので、安物の椅子だと腰が死ぬ可能性があります。良い椅子を新調するか、ハニカム構造の座布団などで腰をフォローしましょう。
必要な道具:ひじ掛け椅子・机(スタンド)・ガーゼハンカチ・座布団
ひじ掛けの無い椅子の場合
ひじ掛けが無い場合は、赤ちゃんの体重を腕や手で支えることになります。手のひらで頭を支えてしまうと腱鞘炎へ一直線ですので、腕に頭を置く形になると思います。この時に授乳クッションがあれば赤ちゃんをクッションの内部に格納できるので、赤ちゃんの姿勢が安定します。後は赤ちゃんの頭を支える腕をクッションに変更すると、腕があいて非常に便利になります。こぼれたミルクを拭いたり、携帯で赤ちゃんの活動ログを記録出来たりします。
一つ危ないのが、親が眠い時です。ひじ掛けが無い場合は親が寝てしまうと転げ落ちてしまうので、当然授乳中の赤ちゃんも床に落ちることになります。眠い時に授乳するのかと言われそうですが、新生児の場合は夜中に何度も授乳することになるので、当然親側が睡眠不足でフラフラの状態で授乳することがあります。眠い時の授乳は、ひじ掛けの無い椅子ではやらない方が良いでしょう。
必要な道具:椅子・机(スタンド)・ガーゼハンカチ・座布団・クッション
床に座る場合
適当な椅子が無い場合は、床に座って授乳することになります。床に座って太ももに赤ちゃんを載せるので、腰に大ダメージです。そのため、お尻の下に敷くクッションは必需品でしょう。布団の上に座ったとしても、腰のダメージはこれ以外にもどんどん貯まっていきますので、授乳時のダメージは抑えるべきでしょう。
この場合も赤ちゃんの体勢が安定しないため、授乳クッションや赤ちゃんの頭を支えるクッションがあった方が良いでしょう。また、机に哺乳瓶を置くことができないので、特に布団の上で授乳する場合は、布団の上に置ける哺乳瓶スタンドを使うと良いでしょう。
必要な道具:ガーゼハンカチ・座布団・授乳クッション・哺乳瓶スタンド
My Experience
現状の我が家の授乳方法は以下です。
- 授乳体勢:
(嫁)肘掛け椅子の無い椅子に座って授乳
(私)床(布団)の上に座って授乳 - 道 具 :
(嫁)ハニカム構造の座布団、授乳クッション、赤ちゃんの頭を支えるクッション、机、ガーゼハンカチ
(私)ハニカム構造の座布団、授乳クッション、赤ちゃんの頭を支えるクッション、私の腰を支えるクッション、哺乳瓶スタンド、ガーゼハンカチ
初めは私の方がひじ掛けが無い椅子に座って授乳していましたが、眠たくて椅子から落ちそうになったので、布団の上に座って授乳することにしました。そうすると腰をやってしまって、軽度のぎっくり腰で通院する羽目になりました。通院しつつも授乳を中断することは出来ないので、ハニカム構造の座布団を購入して、腰に対するダメージの緩和を試みました。
授乳クッションについては、妊娠時の嫁の抱き枕から授乳クッションに移行出来るものを使っています。双子なので一つ買い足しましたが。頭を支えるクッションも、途中から使うようにしています。個人的には赤ちゃんの体勢が安定するため、授乳クッションは必需品です。
ガーゼハンカチは必需品です。赤ちゃんの吐き戻しを拭く、よだれを拭く、涙を拭く、鼻水を拭く、など色々と使えます。数を買って、授乳エリア、バウンサー、ベビーカー、寝床など、いろいろなところに置いています。
哺乳瓶については、百均で購入したビールなどの缶を床に置くスタンドを使っています。布団の上に哺乳瓶を置くと倒れるので、スタンドも非常に役に立っています。
ソファについては家に無いのですが、出先で使ったことがあり、こんなに楽に授乳出来るのかと驚きました。床に座って授乳するときにはあった方が良い授乳クッションの必要性を感じなかったです。ソファはインテリアの都合上まだ購入出来ていませんが、我が家の購入リストに入っています。
Lessons Learn
授乳クッションと座布団と赤ちゃんの頭を支えるクッションで楽に授乳しましょう
Next Action
現在の家の状況に応じて必要なものをそろえる
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