調乳(総論)

Summary

調乳工程は工夫の余地あり、徹底的に省力化を目指そう

Discussion

調乳工程と一口に言っても、様々な要素を含みます。そもそも哺乳瓶(と乳首)が必要なので、哺乳瓶を調達するところから始まります。哺乳瓶や乳首の調達の頻度は高くありませんが、哺乳瓶に粉ミルクを投入してシェイクしてミルクを溶かし、冷ますという工程は嫌というほど繰り返すことになります。生後6か月ごろまで、下手をすると最も頻度が高いこの工程について、色々と工夫を凝らすというのは、最も効果が出る改善のうち一つになるのではないでしょうか。

例えば、粉ミルクに付いているスプーン(一掬いで20mlの分量を計れる、2.6gスプーン)を大きいのに変えれば、作業量が減ります。

例えば、粉ミルクを溶かすお湯を毎回沸かす訳ではなく、電気ポットや調乳ポットで保温してキープしておけば、作業量が減ります。

例えば、粉ミルクではなく液体ミルクを使えば、お湯が必要なくなります。

例えば、ミルクメーカーを使えば、計量もお湯の調達も必要なくなります。

粉ミルクメーカーが定めたミルクの作成とは少し外れる方法を検討することで時短が見込めると思います。このブログでは、どの行為が推奨されているかについてまず説明を行い、その後で推奨されていない方法があるかどうかを検討していきたいと考えています。まず推奨されている理由を分析しないと、そこから外すことが難しいからです。推奨されていないのには何らかの理由がある場合が大半です。

一方であまり理由なく定められていると思しき手順もありますので、そのあたりを突いていくと良いでしょう。なかなか手順を省略するのは難しいですが、親が楽をするというのは大切なことだと思います。

調乳の方法としてはWHOが作成し、厚生労働省が翻訳した以下のガイドラインをベースとしていきます。メーカーの説明によっては、以下の手順とは微妙に異なるやり方となっています。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf

なお、推奨されていない時短方法については各自の判断で実施してください。我が家で下した判断についてはしっかりとシェアしていきたいです。

My Case

調乳については本当に回数が多く、しかも割と面倒な作業です。全く同じことを繰り返し行うことが苦にならない人であれば良いのかもしれませんが、個人的にはすごく苦手です。どうにかして楽にならないか、色々と調べたり、考えたりしました。ワンオペではないのですが双子だったので、メーカーの手順をしっかり守るのは、厳しかったです。メーカーとしては安全面を考えると当然の事なのだと思いますが、消費者(新しく親になった人たち)の負担は置き去りにされていると思います。親としては子どもに出来る限りのことをしてあげたいですが、一方で親が潰れてしまうとダメなので、もう少し考えてくれないかなとメーカーにはお願いしたいところです。

実施した省力化の方法や、その時に調べた内容などは追々記事にしていきたいと考えています。

メーカーとしても工夫をしているところもありますので、そのあたりについても追々シェアできればと思います。

Lessons Learn

工程のアレンジは自分なりに納得してから、実施しましょう

Next Action

調乳(ミルク作り編)で粉ミルクの調理方法を確認する

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