<結論>
見学は出産前がおススメ。見学前に確認ポイントを明確にしておく
<本文>
保育園の見学は、子どもを早期に預けるのであれば出産前がおススメです。出産が5月で一斉入園まである程度余裕がある人以外は、夫婦で見学に行った方が良いと思います。出産後の外出(特に生後数か月)は難易度が急上昇します。妻の妊娠中の体調如何というところもありますが、安定期以降で時間が作れるのであれば、という但し書きは付きますが。出産後に夫だけで見学、というのは避けた方が良いでしょう。双方で納得しておかないと後々尾を引くことになりかねません。また、前段でもいろいろと記載しましたが、保育園(特に認可保育園)を変えるのは結構難しいので、気に入らないから入り直し、というのも現実的ではありません、0歳で預けると、5年くらいはお世話になることになりますので、見学で大体の施設概要を確認し、夫婦でどの園が良いのか合意を取っておくのは重要でしょう。
市区町村によって異なるかもしれませんが、役所の窓口や市区町村のHPを確認すると、保育園のリストが地図付きで提供されていたりします。家から近い順にリストを作成して、虱潰しに見学に行く事をお勧めします。当該のリストには認可外保育園は載っていない可能性があるので、Googleなどで調査をすることも必要になってくるかもしれません。
見学については、確認ポイントがいくつかあります。
- 距離
実際に園まで歩いて行って、距離感を確かめる(職場の傍に園が無い限り、通園時は毎日ベビーカーor自転車で通わなければならない) - 園庭の広さ、最寄りの公園
認可保育園は設置基準としてある程度の園庭が必要ですが、園によって広さは変わってきます。認可外保育園(特に企業主導型保育園や認証保育園)は園庭がないことが多いので、付近の公園に連れて行ってくれることが多いです。どこの公園にどれくらいの頻度で行っているのか念のため確認しておいた方が良いでしょう - おむつの取り扱いについて
園の方針で布おむつしか使っていないところもあります。また、使用済みおむつの持ち帰りを強いられる園や、逆におむつのサブスクでこちらがおむつの事を全く気にしなくても良いような園もあります(サブスクの場合は追加で費用が発生します) - ベビーカー(抱っこ紐)の預かりは可能か
園に子どもを預かってもらった後、家に帰らずにそのまま会社に行く場合は、ベビーカー(抱っこ紐)を園に預かって貰わないと立ち行かなくなります - 自転車の預かりは可能か
ベビーカー同様に、自転車を園に乗り捨てて会社に行くことも考えられます - 延長保育について
基本時間は7:30-19:30とかなので、それ以外の時間で預かってもらえるか、可否及び有償無償について確認が必要です - 何歳までの保育か
2歳までしかやっていない認可外保育園があります。小学校の入学まで預かってもらう場合は5歳まで可能な園に預けるか、3歳で再度保活が必要になってきます - 慣らし保育
どのようなスケジュールで慣らし保育が実施されるか確認が必要です。また、慣らし保育が上手くいかない場合に柔軟に対応してもらえるのかも聞いておきましょう - 保育料以外に発生する費用
延長料金以外に、おやつ代、夕食、教材など保育料以外に金額が発生する場合があります。特殊型だとそれ以外にも入園料や設備維持費など、追加費用は多岐にわたる場合があります - 親の職場復帰時期
入園時期からどれくらいまでに親が復職or就労しなければないのか確認が必要です(認可保育園の場合は1か月以内が目安のようです)
<我が家の場合>
市のリストから情報を得て虱潰しに見学に行ったのと、たまたま通りかかって見つけた認可外保育園にも見学に行きました。園によって細かいところがいろいろと違っていて、例えばおむつひとつをとっても、布おむつ、使用済みおむつ持ち帰り、園で処分可、サブスク、と色んなパターンがありました。ベビーカー等の預かりについては、聞いてみないと分からないです。スペースがありそうに見えても預かってくれないところもあります。比較の際は、我が家で必要と思われる条件を書き出して、表計算ソフトでマトリクス表を作成していました。
結局のところ、企業主導型保育園を選んだわけなのですが、家からは程よい近さ(徒歩10分圏内、家から駅までの途中にある)おむつはサブスク、ベビーカーの預かりOKという条件でした。企業主導型なので延長保育に費用は発生せず、小学校入学まで保育が可能な施設です。
<Lessons Learn>
見学時に細かい確認ポイントはしっかりとチェックしておく。入園後に園を変更するのは大変
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